開催報告 - Future Society

2021年8月19日

MIRAISEは、2021年8月19日(木) に未来図会議07をオンラインにて開催しました。

MIRAISE未来図会議は、多種多様な業界の第一線で活躍するフロントランナーを、講師としてお招きし開催する勉強会です。

各業界の最先端の取り組みから発想を飛躍させ、現在とのギャップを埋めるテクノロジーやサービスを皆で考える時間です。MIRAISEの投資家、投資先起業家、メンター、企業パートナープログラム※の皆様と共に大胆な議論展開を意図しています。

※MIRAISE企業パートナープログラムは、国内外の最新のスタートアップに関する情報の共有や、未来図会議への参加機会が提供されます。

テーマ

『Future Society 』ともに考え、ともに作る社会

コロナ禍において、300名のエンジニアがオープンデータを活用し立ち上げた東京都新型コロナウイルス対策サイトは、累計2000万人以上のアクセスを達成し、2020年にグッドデザイン金賞を受賞しました。

今回は、本プロジェクトを牽引したコードフォージャパンの代表、関治之さんにご登壇いただきます。国のデジタル化や、各自治体スマートシティを推進をする中で、国民や住民一人ひとりが中心の社会を創るために大切なことについてお話を伺いました。

スピーカー

関 治之(セキ ハルユキ) 氏

一般社団法人Code for Japan 代表理事
内閣官房IT総合戦略室 CIO補佐官
神戸市 チーフ・イノベーション・オフィサー
東京都 チーフデジタルサービスフェロー等

一般社団法人コード・フォー・ジャパン代表理事。「テクノロジーで、地域をより住みやすく」をモットーに、会社の枠を超えて様々なコミュニティで積極的に活動する。住民や行政、企業が共創しながらより良い社会を作るための技術「シビックテック」を日本で推進している他、オープンソースGISを使ったシステム開発企業、合同会社 Georepublic Japan CEO及び、企業のオープンイノベーションを支援する株式会社HackCampの代表取締役社長も勤める。

また、内閣官房の政府CIO補佐官や神戸市のチーフ・イノベーション・オフィサー、東京都のチーフデジタルサービスフェローなど、行政のオープンガバナンス化やデータ活用、デジタル活用を支援している。その他の役職:総務省 地域情報化アドバイザー、内閣官房 オープンデータ伝道師 等

掲載記事
DIYでまちづくりも。シビックテックこそ民主主義だ(Forbes Japan, 2021/04/22)

タイムライン

16:00:オープニング by MIRAISE
16:10:スピーカーによるプレゼン
16:55:Q&A・ディスカッション
17:30:懇親会
18:00:クロージング

イベント当日の様子

技術は人を幸せにするのかという根本的な問を関さんと一緒に考えさせていただく贅沢な時間でした。参加者からもたくさんの意見や質問をいただきました。

MIRAISEのVCとしてのテーマは「常識のアップデート」です。

投資活動や起業家の事業進展には想像力が必要です。未来図会議では参加者それぞれが未来に思いを馳せ、自分があたかもその未来から現在を振り返ってみるという思考実験をしています。その未来と現在を埋めるテクノロジーや人々の行動変容はどのようなものになるだろうか… そのような気付きや妄想を膨らませて皆で議論することで普段とは違うアプローチから「常識のアップデート」のヒントを探っています。

その他のイベントアーカイブは、MIRAISE NEWS > STORY からご覧いただけます。

#エンジニア #起業家 #スタートアップ