開催報告 - アーティストの視点

2020年10月27日

MIRAISEは、2020年10月27日(火) に未来図会議06をオンラインにて開催しました。

MIRAISE未来図会議は、多種多様な業界の第一線で活躍するフロントランナーを、講師としてお招きし開催する定期的な勉強会です。

各業界の最先端の取り組みから発想を飛躍させ、現在とのギャップを埋めるテクノロジーやサービスを皆で考える時間です。MIRAISEの投資家、投資先起業家、メンター、企業パートナープログラム※の皆様と共に大胆な議論展開を意図しています。

※MIRAISE企業パートナープログラムは、国内外の最新のスタートアップに関する情報の共有や、未来図会議への参加機会が提供されます。

テーマ

『アーティストの視点』

世界の見方を広げていくアーティスト。見慣れたものを、独自や新しい視点で見つめ直す姿勢にはハッとさせられることも多くあります。

これまでの延長にない世界を考えていくべき今こそ、私達は「アーティストの視点」から学ぶべき事があるのではないでしょうか?

今回の未来図会議は、瀬戸内国際芸術祭や箱根彫刻の森美術館などで多くの作品を発表されているアーティスト、鈴木康広氏をお招きし、「アーティストの視点」について語っていただきました。

スピーカー

鈴木 康広(スズキ ヤスヒロ) 氏

アーティスト

1979年静岡県生まれ。2001年東京造形大学デザイン学科卒。日常の見慣れた事象を独自の「見立て」によって捉え直す作品を制作。公共空間でのコミッションワーク、大学の研究機関や企業とのコラボレーションにも取り組んでいる。瀬戸内国際芸術祭2010では全長11メートルの《ファスナーの船》を出展。2014年水戸芸術館 鈴木康広展「近所の地球」、金沢21世紀美術館 鈴木康広「見立て」の実験室を開催。2016年「第1回ロンドン・デザイン・ビエンナーレ2016」に日本代表として出展。2017年-2018年、箱根 彫刻の森美術館にて個展「鈴木康広 始まりの庭」を開催。武蔵野美術大学空間演出デザイン学科准教授、東京大学先端科学技術研究センター中邑研究室客員研究員。2014毎日デザイン賞受賞。平成29年度文化庁文化交流使。作品集に『まばたきとはばたき』『近所の地球』(青幻舎)、絵本『ぼくのにゃんた』『りんごとけんだま』(ブロンズ新社)がある。

鈴木康広氏 公式サイト http://www.mabataki.com/

タイムライン

17:00:オープニング by MIRAISE
18:10:スピーカーによるプレゼン
18:55:Q&A・ディスカッション
19:30:懇親会
21:00:クロージング

イベント当日の様子

アーティストの視点をいろいろな事例を交えながらたくさんご紹介いただく贅沢な時間でした。参加者からもたくさんの意見や質問をいただきました。

MIRAISEのVCとしてのテーマは「常識のアップデート」です。

投資活動や起業家の事業進展には想像力が必要です。未来図会議では参加者それぞれが未来に思いを馳せ、自分があたかもその未来から現在を振り返ってみるという思考実験をしています。その未来と現在を埋めるテクノロジーや人々の行動変容はどのようなものになるだろうか… そのような気付きや妄想を膨らませて皆で議論することで普段とは違うアプローチから「常識のアップデート」のヒントを探っています。

その他のイベントアーカイブは、MIRAISE NEWS > STORY からご覧いただけます。

#エンジニア #起業家 #スタートアップ