<h1></h1><p></p><div class="img-container"><img src="https://cdn.qurate.cloud/2023/01/12/10/15/59/210e250e-c389-441c-bcaf-22d4a636ee2d/banner--2--3.png" link_href="" link_target=""></div><p>シードステージのエンジニア起業家に特化したベンチャーキャピタル(VC)のMIRAISE(本社:東京都渋谷区、代表:岩田真一、以下:ミレイズ)は、約18億円の2号ファンドの組成を完了いたしましたのでお知らせいたします。ミレイズはIT時代における技術と経営の融合、日本発のカテゴリーリーダーとなり得るエンジニア起業家発掘を掲げ、バーチャル空間「oVice」や、web3企業「Frame00」等、エンジニア起業家へのシード投資を行ってまいりました。その実績と活動をご評価頂き、2号ファンドは1号ファンドの3倍以上のファンド規模となりました。<br></p><h2>2号ファンドの主な投資家様(五十音順、敬称略)</h2><div class="img-container"><img src="https://cdn.qurate.cloud/2023/01/12/10/19/56/8c788f8c-0178-40b9-8d05-54f763cd5037/41145-15-d4d73b3c1a3c8c5dc155caa885f3f800-1109x453.webp" link_href="" link_target=""></div><p>上記に加え「ベンチャーファンド投資株式会社」、Skype/Atomicoの共同創業者 Niklas Zennstrom 、Wise共同創業者である Taavet Hinrikus、Chatwork社共同創業者兼CEOの山本正喜など、国内外の著名個人投資家様にご参画頂きました。<br></p><h2>ミレイズ2号ファンドについて</h2><p>この度設立が完了しましたミレイズ2号ファンドでは、1件あたりの平均投資額を3000万円程度とし、創業初期のエンジニア起業家がプロダクト開発、PMF達成にフォーカスして頂けるように意図しています。主要な投資テーマとしてweb3、メタバース、<a href="https://mailchi.mp/miraise/embracing-changes-025"><u>情報のロングテール</u></a>、DevOps、OSSとしていますが、それらに限定されること無く、課題解決を行うエンジニア起業家への投資・支援活動を行います。ミレイズの投資先起業家コミュニティ「4c」を中心とした支援プラットフォームも拡充し、引き続き起業家同士のピア・ラーニングを促進していきます。</p><h4>2号ファンドの投資先</h4><div class="text-left " style=""><ul><li><p><a href="https://yuurea.co.jp" target="">株式会社ユーリア</a></p></li><li><p><a href="https://www.hexabase.com" target="">株式会社Hexabase</a> </p></li><li><p><a href="https://www.mindscale.jp" target="">株式会社Yume Cloud Japan</a></p></li><li><p><a href="https://gigabank.jp/" target="">G-Bank Technologies OÜ</a> </p></li><li><p><a href="https://zenmetry.studio.site" target="">株式会社Zenmetry</a> </p></li><li><p><a href="https://ovice.in/ja" target="">oVice株式会社</a></p></li><li><p><a href="https://www.webacy.com/" target="">Webacy, Inc.</a> </p></li><li><p><a href="https://www.ddarts.co.jp" target="">株式会社D’Arts</a> </p></li><li><p><a href="https://newtral.co.jp" target="">株式会社ニュートラル</a> </p></li><li><p><a href="https://dot-mura.com" target="">ドットミューラ株式会社</a></p></li><li><p><a href="https://mindbento.com" target="">mindbento株式会社</a> </p></li><li><p><a href="https://chot-inc.com" target="">ちょっと株式会社</a> </p></li><li><p><a href="https://www.vrlize.info/" target="">株式会社Virtualize</a> </p></li><li><p><a href="https://www.sushitopmarketing.com" target="">SUSHI TOP MARKETING株式会社</a> <br></p></li></ul><p></p></div><h2>ミレイズの沿革と特徴</h2><p>ミレイズは、元スカイプジャパン株式会社代表取締役で、欧州の独立系ベンチャーキャピタル<a href="https://atomico.com/"><u>ATOMICO</u></a>のパートナーを務めた岩田真一が「日本からカテゴリー・リーダーとなるテクノロジー起業家を創出する」ことを目指し、2018年12月に設立しました。<a href="https://www.miraise.vc/news/press-frame00-upround"><u>プログラマー起業家の割合の増加</u></a>、<a href="https://www.miraise.vc/news/press-ipovalue"><u>エンジニア社長のIPO価格への貢献度</u></a>に着目し、自らもエンジニア出身で起業家であるミレイズ経営陣の知見を活かした案件ソーシングとエンジニア起業家への支援体制が特徴です。</p><p>ミレイズでは、テックトレンドの兆しを伝える年次レポート <a href="https://www.miraise.vc/news/miraise-preview-2023"><u>MIRAISE PREVIEW 2023</u></a>*、エンジニア起業家の生の声をお届けするポッドキャスト「<a href="https://podcasts.apple.com/jp/podcast/miraise-radio/id1547562320"><u>MIRAISE RADIO</u></a>」、<a href="https://us4.campaign-archive.com/home/?u=c4bed2761245c632bb22f569b&amp;id=c9907689a8"><u>MIRAISE Newsletter</u></a>など積極的な情報配信を行っています。</p><p>*過去のレポート(旧名「MIRAISE TREND」)はこちらです。<a href="https://www.miraise.vc/news/miraise-trend-2021"><u>TREND 2021</u></a>、<a href="https://www.miraise.vc/news/miraise-trend-2022"><u>TREND 2022</u></a><u><br></u></p><h2>代表パートナー岩田真一のコメント</h2><p>戦後日本の技術者が興した、ソニー、ホンダなどのベンチャー企業は、その後世界を席巻しました。その50年後、ITの時代で全く同じことが、場所を変えてシリコンバレーで起きました。IT時代の技術者「プログラマー」が起業し始めたのです。その後の隆盛は皆知るところです。ハードウェアや半導体だけでなくソフトウェアでも日本が世界をリードするためには何が足りないのか。自分にできることはなにか考えました。ふと日本の現状を見たとき、いわゆるIT企業の社長の多くは技術者ではない事に気づきました。シリコンバレーとの大きな違いです。私はこの1点に注目し、自分がプログラマー出身で、起業経験のある強みを生かした価値創造は出来ないかと考えてきました。そのような背景を持って2018年に創業したミレイズがこの度2号ファンドを組成できたことを大変嬉しく思いますし、ミッション遂行への思いを新たにしました。</p><p>今般盛り上がりを見せているweb3、メタバースはプログラミングの領域であり、日本政府が推し進めているDXもまたソフトウェアの話です。足踏みするには長すぎた「失われた30年」ですが、まだ遅くありません。ミレイズは創業から4年で約50社のプログラマー起業家のスタートアップを支援し、成果も出てきました。そしてプログラマーが起業する機運が高まってきていることも肌で感じています。社会課題を解決したいと考えているプログラマーがいたら、どんどん私達の扉を叩いてほしいです。</p><p>最後になりましたが、1号ファンドからご出資頂いた投資家様、2号ファンドからご参画いただいた投資家様に深くお礼申し上げます。私達の考えに耳を傾けていただき、ご支援賜われましたことは大変ありがたく、投資家様各位と出会えたことを大変光栄に感じております。</p><p>世界から注目されるようなエンジニア起業家によるITスタートアップが日本から続々と生まれる社会の実現に向けて、チーム一同、精一杯頑張ります。<br></p><h2>アソシエイト募集</h2><p>ミレイズではチーム増強のためにアソシエイトを募集しています。投資業務、投資企業のバリューアップに共に取り組んで頂く意欲のある方をお待ちしています。お気軽にご連絡ください(<a href="mailto:info@miraise.vc"><u>info@miraise.vc</u></a>)。<br></p><h2>MIRAISEについて</h2><p>ミレイズは、エンジニア起業家に特化したベンチャーキャピタルです。パートナーは、グローバルVCでの投資実績に加え、長年にわたるソフトウェア開発とスタートアップ経営の経験があります。2018年に創業して以来、課題解決に挑むエンジニア起業家を発掘、支援してきました。2022年12月時点の投資社数は50社です。ミレイズは、リスクマネーが相対的に不足しているシード期のエンジニア起業家を支援し、米巨大テック企業に並び立つメガベンチャーの芽を育てます。詳しくは <a href="https://www.miraise.vc">https://www.miraise.vc</a> をご覧ください。<br></p><p>■会社概要:MIRAISE LLC<br>代表者 : 岩田真一<br>設立 : 2018年12月<br>URL : <a href="https://www.miraise.vc/">https://www.miraise.vc/</a><br><br>■本件に関するお問い合わせ先<br>担当者名:MIRAISE PR 北方<br>Email:press@miraise.vc<br>プレスキット は<a href="https://www.miraise.vc/news/miraise-press-kit" target="">こちら</a>から</p><p><br></p>
<p>MIRAISEはソフトウェアエンジニアが起業したスタートアップ企業へ投資する日本で唯一のベンチャーキャピタルです。日本、US、エストニアなどに拠点を置く、ソフトウェアスタートアップ49社に出資を行っています。(2022年12月時点)</p><p>ソフトウェア技術とそれに関するスタートアップの継続的な調査をベースに、国内外のテック企業のファウンダーとの交流を通じてインサイトを構築しています。</p><p>この度MIRAISEではスタートアップに関わる方向けに、2023年のレポートを公開します。</p><p>本レポートは毎年公開していた「MIRAISE TREND」の名称を変更し「MIRAISE PREVIEW」としてリニューアルしたものです。今後のスタートアップの流れを予測するためには、ソフトウェア技術の理解や大きなトレンドの兆しを掴むことが必要です。過去の傾向をベースとした、いわゆる「トレンド」ではなく、ソフトウェア技術をスタートアップと紐付けた上で予測しインサイトを加えています。</p><p>エンジニアがエンジニアに投資するVCならではの視点を「プレビュー」して頂けましたら嬉しいです。<br></p><p><br></p><h2>目次</h2><ol><li><p>オープンソースソフトウェアのセキュリティ強化が加速</p></li><li><p>データベースのサーバーレス化</p></li><li><p>web3ではOracle(オラクル) に注目</p></li><li><p>WebAssemblyへの投資が増加</p></li><li><p>ラージAIモデルを使ったビジネスがユニコーン化する</p></li></ol><p><br><br></p><h2>1. オープンソースソフトウェアのセキュリティ強化が加速</h2><p>開発者は複数のオープンソースソフトウェア(OSS) を活用しながらプロダクトを開発しています。米国防総省も2022年1月にプロプライエタリな製品よりもOSSの採用を優先すると発表しました。CrunchbaseによるとOSSスタートアップは2021年、前年比2倍の合計28億ドルを調達しており、投資家の間でもOSSへの注目が高まっているようです。</p><p>OSSが一般的に利用されるようになったことで、連動するようにOSSのセキュリティの課題が露出してきています。Aqua Securityの調査では、JavaScriptのパッケージマネージャ「npm」の上位35のうち32%が2要素認証を採用しておらず、アカウント乗っ取りの危険にさらされていることが明らかになりました。ひとつのOSSの脆弱性が、それを利用している多くのソフトウェアに連鎖するため、短期間で大きな問題に発展する可能性があります。また、OSS開発者が意図的に悪意のあるコードを混入する「人災」の事例も出ています。<br></p><div class="img-container"><img src="https://cdn.qurate.cloud/2023/01/05/16/31/25/1e6e0026-2a16-4477-990e-e6e3c5ac6c2c/screenshot-2022-12-25-at-16.33.13.png" link_href="" link_target=""></div><div class="colorSet " style="color:rgba(0,0,0,0.86);"><p><em>(出典: <a href="https://securitylab.github.com/" target=""><u>GitHub Security Lab </u></a>- GitHub Security Labはこれまでに372のオープンソースの脆弱性を発見している。2022年12月時点)</em></p><p>これはOSSの構造の問題であるとも言えます。OSS開発者の多くはボランティアで開発している為、十分な収益を得ることができません。そのため、企業が求めるレベルの検証ができていないというケースもあります。また、OSSではひとりの開発者に権限が集中しがちなので、コミュニティとしてどのように解決するべきなのか、議論が急がれます。</p></div><p>Webソフトウェアの発展はOSSのおかげで爆発的に成長してきましたが、利用が進むに連れて「性善説」から「性悪説」的なセキュリティの観点を取り入れた課題解決が急務です。すでにOSSのコードを監視し、不審なコードを検出するスタートアップも生まれています。米<a href="https://socket.dev/"><u>Socket</u></a> は<a href="https://socket.dev/blog/series-seed"><u>シードラウンドで460万ドルを調達</u></a>しています。GitHubも<a href="https://securitylab.github.com/"><u>GitHub Security Lab</u></a> でOSSのセキュリティ向上の研究開発を行っています。</p><p>このようにセキュリティの課題が話題になるということは、OSSがプロダクト開発において不可欠な要素となったことの証であるとも言えます。実際、多くのweb3プロジェクトはOSSで開発され、グローバルな開発者コミュニティによる開発が新たなイノベーションを起こしています。今後もOSS が web において主要な役割を果たすのは間違いないでしょう。<br><br></p><p></p><h2>2. データベースのサーバーレス化</h2><p>サーバーレスはここ数年、注目されているシステムアーキテクチャです。最大の特徴はコストメリットです。システムの呼び出しに対する従量課金であるため、アクセス数によってはサーバー費用を削減できます。またアプリケーションをサーバーで維持するためのメンテナンスコストも抑えられます。</p><p>サーバーレス技術は「サーバーレス・ランタイム」として比較的小規模のシステムやタスクの実行に使われていましたが、データベースへも活用が広がり始めています。</p><p>2022年、Postgresのサーバーレス版を開発する <a href="https://neon.tech/"><u>NEON</u></a> が5,400万ドルを調達し、Redis のサーバーレス版を開発する <a href="https://upstash.com/"><u>Upstash</u></a> が 190万ドルを調達していることからも、今後サーバーレス・データベースの開発が加速することが予想されます。</p><div class="img-container"><img src="https://cdn.qurate.cloud/2023/01/05/16/41/38/fe0eaa0b-7ff1-44ee-bf53-827c4e939ae5/typical_postgres_setups.png" link_href="" link_target=""></div><div class="img-container"><img src="https://cdn.qurate.cloud/2023/01/05/16/41/45/e4c494d5-751d-47cc-a53b-d3dd49799814/neon_architecture.png" link_href="" link_target=""></div><p><em>(出典: <a href="https://neon.tech/blog/hello-world/"><u>SELECT ’Hello, World’</u></a><u> </u>- 従来のデータベースとNEONが提供するサーバーレスとの比較、ストレージとコンピューティングが分離されている。)</em></p><p>サーバーレスが必要とされる背景には、データベースのクラウドシフトがあります。AWSやAzure、 Google Cloud Platform などの3大クラウドでその動きは顕著です。データベースのクラウドシフトが進む中、従来の Primary/Replica 構成のデータベース配置で、より多くのスループットやストレージを得ようとすると、より大きなクラウドが必要で費用が増大します。</p><p>サーバーレス・データベースはストレージとコンピューティングを分離することにより、個別にコストを抑えた運用が可能になります。サーバーレス・データベースが実現できた背景には、Kubernatesによるコンテナ技術の進化が影響しています。コンテナ技術をデータベースに適用することで、素早いスケールアップ、スケールダウンが可能になります。</p><p>スタートアップ企業ではインフラエンジニアの数が潤沢ではなく、アクセス数の見積もりも難しいケースが多いです。そのような事情を踏まえると、今後ますますサーバーレス・データベースが活用される場面が増えていくと思われます。</p><p><br><br></p><h2>3. web3ではOracle(オラクル)※ に注目</h2><p>※ Oracleデータベースを指すものではなく、web3におけるOracleを意味する</p><p>オラクルとは、スマートコントラクトがオフチェーンの外部データを取得するためのデータフィードです。現在は主に De-Fi における価格オラクルとして外部の市場価格や利率を取得するために使用されています。一方でオラクルを狙った De-Fi への攻撃も増えており、2022年10月には Solana 最大級の De-Fi である Mango Markets がオラクルを利用した価格操作のハッキングを受け 1億1,400万ドルが盗まれました。これは Mango Markets の価格オラクルが参照している元データが意図的に操作されたことが原因でした。web3のサービスでは実世界(オフチェーン)とブロックチェーンをつなぐ役割を担うオラクルは必須です。今後、さらなる進化と改善が求められるでしょう。</p><p>いくつかオラクルを紹介します。</p><p><a href="https://chain.link/"><u>Chaninlink</u><br></a>インターネット上のデータを集め、複数の外部ソースからデータを取得するDecentralized Oracle Network を構築し、価格オラクルはもちろん、スポーツ結果や保険、IoTセンサーからのデータ、エネルギー排出量、資格証明などのオラクルを提供している。<br><a href="https://pyth.network/"><u>Pyth</u></a><br>情報を提供するパートナーネットワークを構築し、優れたデータを提供する企業に報酬を与えています。<br><a href="https://www.cardinal.so/"><u>Cardinal</u><br></a>ウォレットの所有者とTwitterアカウントを簡単に証明する仕組みを提供し、DAOの運営に生かしている。<br><a href="https://dev-protocol.gitbook.io/dev-protocol/protocol/khaos-oracle"><u>Khaosオラクル</u></a><u><br></u>クリエイターエコノミーの為の DEVプロトコルを開発するFrame00が開発し、Web上にあるクリエイターの資産をブロックチェーン上に載せることで、ステーキングなどを使ったマネタイズに利用されている。</p><div class="img-container"><img src="https://cdn.qurate.cloud/2023/01/05/16/31/47/5eb83be7-5e86-4c43-a415-10ec9a50d84b/screenshot-2022-12-23-at-11.27.11.png" link_href="" link_target=""></div><p><em>(出典: <a href="https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000045.000018679.html"><u>DEVプロトコル開発のフレームダブルオー、2.5億円の資金調達を完了</u></a> - Web2と web3 をKhaosオラクルが繋いでいる。)</em></p><p>オラクルが注目される理由はweb3の適用範囲が多方面へ拡大しているからです。たとえば、NFTは「デジタルアートの所有」というイメージが強いですが、現在ではゲームを始めるためのアイテム、コミュニティや不動産の権利、イベント参加の証明、行動や購買履歴を個人が管理する手段など、用途が無限に広がっています。web3アプリケーションが現実世界と融合したサービスを提供するためには、その橋渡しをするオラクルは必須であり、今後も重要性が増していくでしょう。</p><h4>コラム</h4><p>語源であるOracleは神託を意味します。おみくじは英語では「Written Oracle(文字で書かれた神託)」です。オンチェーンが神の国で、オフチェーンが私達が住む世界というメタファーをベースに、その間をつなぐものとして名付けられたようです。異世界情報伝達のためのゲートウェイですね。<br><br></p><p><br></p><h2>4. WebAssemblyへの投資が増加</h2><p>WebAssembly(Wasm) は「様々なプログラミング言語」と「多くの異なる実行環境」との間を取り持つ技術です。C、C++、C#、Rust、Go、Swiftなど30以上の異なる言語で書かれたコードを.wasmファイルにコンパイルし、そのファイルをブラウザ、サーバー、エッジデバイスで実行することができます。 </p><p>今のところ、ブラウザでプログラムを実行するためには JavaScript で記述する必要があります。JavaScript は1995年に生まれ、ブラウザ競争のおかげで実行速度が増してきました。そしてJavaScriptはブラウザを飛び出してサーバーサイドでも使われるようにもなりました(Node.js)。その一方、ストリーミングサービスやVRのように、ブラウザ上のコンテンツがリッチになるにつれAIなどの計算量が爆発的に増えてさらなる高速化が求められています。Wasmはこの課題に答える技術です。</p><p>Amazon Prime Video は Wasmを採用し、JavaScriptと比べて10倍から25倍の速さを記録したことを<a href="https://www.amazon.science/blog/how-prime-video-updates-its-app-for-more-than-8-000-device-types"><u>ブログで公開</u></a>しています。ブロックチェーン分野で異なるチェーンの相互運用を可能とする<a href="https://polkadot.network/"><u>Polkadot</u></a>ネットワークも、各チェーンの言語やランタイムを吸収するためにWasmを使用しています。万能のように思えるWasmにもまだ課題はあります。デバッグやビルドツールが充実しているとは言えず、また、ブラウザ以外のAPIのサポートも求められています。</p><div class="img-container"><img src="https://cdn.qurate.cloud/2023/01/05/16/32/17/28b7f132-a366-4fbd-9efb-39b0af9e5528/screenshot-2022-12-25-at-14.24.28.png" link_href="" link_target=""></div><p><em>(出典: <a href="https://blog.scottlogic.com/2022/06/20/state-of-wasm-2022.html"><u>The State of WebAssembly 2022</u></a><u> </u>- 開発者へのWasmの使用目的の調査。Web、IoT、Blockchainと幅広い開発現場で利用されている。)</em></p><p>Docker社の創業者のSolomon Hykes氏は「もし2008年にWASM+WASIが存在していたら、Dockerを作る必要はなかったでしょう。それくらい重要なものなのです。サーバー上のWebassemblyは、コンピューティングの未来です。(<a href="https://twitter.com/solomonstre/status/1111004913222324225"><u>Twitterでの発言</u></a>)」と高く評価しています。実行環境に依存せず、開発者が選択した言語でコードを書くことができる魔法のようなWasmは投資家からの期待度も高く、2022年にWasm向けのクラウドを提供する<a href="https://techcrunch.com/2022/10/24/fermyon-cloud-app-webassembly-20m-funding-series-a/"><u>Fermyonが2,000万ドル</u></a>、Wasm向けのPaasを提供する<a href="https://cosmonic.com/blog/cosmonic-announces-8-5-million-seed-funding/?hss_channel=tw-94734642"><u>Cosmonicが850万ドル</u></a>を調達しています。今後も更に多くの投資資金がWasmに関連するスタートアップへ流れるかも知れません。</p><h4>コラム</h4><p>歴史的にVirtual Machine(VM)が盛り上がった頃を彷彿とさせます。Javaが登場した当初、Sun Microsystemsが提唱した「<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/Write_once,_run_anywhere"><u>Write once, run anywhere(WORA)</u></a>」を思い出す往年の開発者も多いでしょう。Wasmはこれを言語側にも当てはめたものだと言ってもいいかも知れません。<br><br></p><p><br></p><h2>ラージAIモデルを使ったビジネスがユニコーン化する</h2><p>ラージAIモデルは汎用データセットを元に数十億を超えるパラメータで学習されたAIの基礎モデルです。AIモデルを作るには学習のために大量の計算資源を必要とするため、Google、Microsoft、OpenAI などの資金力のあるAIの研究機関が開発しています。これまで、Google や Microsoft は悪用を恐れて、一般公開をしてきませんでした。2022年、英Stability AI が同様のモデル「Stable Diffusion」をオープンソースで公開しました。これによりラージAIモデルが一般開発者も使えるようになりました。</p><div class="img-container"><img src="https://cdn.qurate.cloud/2023/01/05/16/32/00/96a6ada8-9fb5-4dda-8f66-c0bba122f5f2/screenshot-2022-12-25-at-14.51.01.png" link_href="" link_target=""></div><p><em>(出典: <a href="https://github.com/Stability-AI/stablediffusion"><u>GitHub - Stability-AI/stablediffusion</u></a> - Stable Diffusion はオープンソースで公開されている。)</em></p><p>近年のAI開発は大規模な汎用データセットを用いて大量の計算資源でニューラルネットワークの学習を行い、その後より少ないデータでタスクに応じた微調整を行う、プレトレーニング/ファインチューニングというアプローチが一般的です。このプレトレーニングにラージAIモデルを利用することで、スタートアップ企業はゼロからモデルを作成する場合に比べ、はるかに少ないデータ量と計算資源で製品を作ることができます。</p><p><a href="https://github.com/features/copilot"><u>GitHub Copilot</u></a> は OpenAI が提供するラージAIモデルであるGPT-3のもつ「テキストを異なる言語に翻訳する」ことをプログラミング言語に利用し、開発者が「Aという処理のコード」と口語で書くだけで、プログラムを自動生成し開発者の生産性向上をサポートしています。</p><p>これまで大きな成功を収めたスタートアップは技術進化そのものではなく、技術進化を利用しこれまでにはない課題解決を提供しています。インターネットという技術進歩を利用したGoogle、 Facebook、 モバイルという技術進歩を利用したUberやInstagram、 ブロックチェーンを利用した Ethereum、 OpenSeaなどを思い出してみましょう。ラージAIモデルの活用は新しいユニコーン企業誕生の可能性を秘めています。<br><br></p><p><br></p><h2>MIRAISEの情報発信</h2><p>MIRAISEではこの今回のレポート以外にも毎週最新のテック情報を発信していますのでこちらも是非御覧ください。</p><ul><li><p>「MIRAISE RADIO」<br>エンジニア起業家の生の声や最新テックニュースをお届けする音声コンテンツ<br><a href="https://podcasts.apple.com/jp/podcast/miraise-radio/id1547562320" target="">Apple Podcast</a> | <a href="https://podcasts.google.com/feed/aHR0cHM6Ly9hbmNob3IuZm0vcy9lYjI1NjM0L3BvZGNhc3QvcnNz" target="">Google Podcast</a> | <a href="https://open.spotify.com/show/1c5zs4Pr2V2iHHUQo7FygZ" target="">Spotify</a><br></p></li><li><p>「Ryusuke Fuda's Newsletter」<br>MIRAISE プリンシパル &amp; CTO布田によるニュースレター<br><a href="https://ryu.theletter.jp/">https://ryu.theletter.jp/</a></p><p></p></li></ul><p><br></p><h2>最後に</h2><p>お読みいただきありがとうございました。<br>このレポートを読んでMIRAISEとディスカッションしたい新規事業部門や投資部門の方、起業を考えてるエンジニアでMIRAISEと相談したい方はこちらからお問い合わせください。</p><p>問い合わせフォーム<br><a href="https://www.miraise.vc/contact">https://www.miraise.vc/contact</a></p><div class="img-container"><img src="https://cdn.qurate.cloud/2023/01/05/17/03/13/0bbc9aa2-7c7a-4772-9b0e-1dfa41ee057f/z6d_8356_re.jpg" link_href="" link_target=""></div>
<p>エンジニア起業家に特化したベンチャーキャピタル(VC)のMIRAISE(東京都渋谷区、代表:岩田真一、以下:ミレイズ)の投資先であるフレームダブルオー社がプレシリーズAラウンドで2.5億円の資金調達を完了したことをお知らせします。ミレイズはエンジニア起業家に特化したシードVCとして、プログラマーの知見が特に求められるWeb3分野で、今後も積極的な投資および起業家支援を行ってまいります。</p><h3><strong>2019年に投資したフレームダブルオー社がアップラウンドを実現</strong></h3><p>ミレイズはVCとして初めて2019年にフレームダブルオー社に投資実行を行いました。本ラウンドでは、gmjp、B Dash Ventures、スカパーJSAT、rikka、01Booster Capital が新たに株主に加わり、累計資本調達額は3.1億円となります。<br>(参考:<a href="https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/18679"><u>FRAME00社プレスリリース</u></a>)</p><div class="img-container"><img src="https://cdn.qurate.cloud/2022/10/13/08/24/34/fbb19f64-1b2d-4155-a13b-6b04bb2844c5/miraise_frame00-a--1-.png" link_href="" link_target=""></div><h3>エンジニアによる起業が増加傾向、Web3分野が後押し</h3><p>当ファンドの独自調査では、エンジニア起業家が全体に占める割合が過去5年で5倍に増加している事がわかりました(*1)。</p><p>背景として様々な分野でのイノベーションにおけるソフトウェア技術の重要性が更に高まっていることが要因であると分析しています。特にWeb3、DevOps、メタバース、AIなどの分野では、エンジニア起業家が持つ技術的バックグラウンドに優位性があるため起業が喚起されていると考えています。<br><br>*1) 本データは日本国内の年間調達額トップ20の公開情報を元に過去5年間のエンジニア社長の割合を比較したものです。2017年は5%だったのに対し2021年は25%まで増加しています。</p><div class="img-container"><img src="https://cdn.qurate.cloud/2022/10/13/08/28/41/2b34c057-cd91-4dcb-84e4-999dc6828a46/----------2022-10-05-16.25.44.png" link_href="" link_target=""></div><p></p><h3>ミレイズ代表パートナー&CEO 岩田真一のコメント</h3><p><em>「Web3はプログラマーの強みが発揮される分野です。Web3の根幹であり象徴でもあるスマートコントラクトはプログラムそのものであり、オープンソースソフトウェア開発の考え方もDAO(分散型自律組織)と親和性の高いものです。これらの背景から、ごく自然な形でエンジニア特化VCである私たちの投資先にもWeb3企業が増えています。<br><br>Web3分野では少人数のチームでもグローバルで利用されるサービスを作ることが可能です。2019年にVCとして初めて支援させていただいたフレームダブルオー社も当時からグローバルな視座を持ち、世界中の協力者をコミュニティに巻き込みながら成長してきました。今回の調達で弾みをつけ、さらなる進化を遂げることに大きな期待を持っています。」</em></p><h3>ミレイズとWeb3</h3><p>ミレイズ創業者で代表パートナーである岩田は、2000年からWeb3の基礎技術「ブロックチェーン」の基本概念である分散型自律ネットワーク(P2P)の専門家として活動してきました(*2)。</p><p>2005年にはP2P技術をベースにしたスタートアップ、Skypeの日本法人を設立しました。先端技術の社会実装に取り組んできた当ファンドの知見やグローバルテック企業の成長に携わったパートナーの経験を活かし、引き続き国内エンジニアの起業喚起を行います。また、エンジニア起業家との関わりが深いWeb3分野への投資にも力を入れていきます。</p><p>*2) 岩田の書籍 「<a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B0B81SBHX7/)"><u>なるほどナットク!P2Pがわかる本</u></a>」,オーム社 ,&nbsp; 2005<br></p><h3>ミレイズについて</h3><p>ミレイズは、エンジニア起業家に特化したベンチャーキャピタルです。パートナーは、グローバルVCでの投資実績に加え、長年にわたるソフトウェア開発とスタートアップ経営の経験があります。2018年に創業して以来、課題解決に挑むエンジニア起業家を発掘、支援してきました。2022年9月時点の投資社数は45社です。ミレイズは、リスクマネーが相対的に不足しているシード期のエンジニア起業家を支援し、米巨大テック企業に並び立つメガベンチャーの芽を育てます。詳しくは<a href="https://www.miraise.vc/">https://www.miraise.vc/</a> をご覧ください。</p><hr><div class="text-left " style=""><p>■会社概要:MIRAISE LLC<br>代表者 : 岩田真一<br>設立 : 2018年12月<br>URL : <a href="https://www.miraise.vc/">https://www.miraise.vc/</a><br><br>■本件に関するお問い合わせ先<br>担当者名:MIRAISE Head of Comms ミノグチ<br>Email:press@miraise.vc<br>プレスキット は<a href="https://www.miraise.vc/news/miraise-press-kit" target="">こちら</a>から</p></div><h6></h6>
<p>エンジニア起業家に特化したベンチャーキャピタル(VC)のMIRAISE(東京都渋谷区、代表:岩田真一、以下:ミレイズ)は、フレームダブルオー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:原 麻由美)と共に、<strong>「<u>"寺DAO”事例から学ぶ、ノーコードDAOの立ち上げ方」</u></strong>をテーマにした公開イベントを開催します。「Web3」や「DAO」への注目度の高まりや、本イベントのキャンセル待ち多数のご要望にお応えし、当日のご参加者されなかった方にも、希望者先着100名に「開催報告レポート」を送付致します。</p><p><a href="https://airtable.com/shrlrXKvVs11W8LRz" target="">開催報告レポート申し込みURL</a></p><h3>未来図会議 特別編について</h3><p>ミレイズ未来図会議は、多種多様な業界の第一線で活躍するフロントランナーを、講師としてお招きし開催する勉強会です。各業界の最先端の取り組みから発想を飛躍させ、現在とのギャップを埋めるテクノロジーやサービスを皆で考える時間を提供しています。</p><p>今回のテーマは、<strong>「<u>"寺DAO”事例から学ぶ、ノーコードDAOの立ち上げ方」</u></strong>です。現在、世界的なトレンドとして「Web3」や「DAO」が注目されており、これから自社ビジネスでも導入を検討したいと考えている方が増えています。本イベントでは、誰もがノーコードで「DAO」を立ち上げられるようになるツールや、その事例をお伝えします。</p><p>経験者のリアルなストーリーを通じて、初心者の方にも分かりやすく「DAO」の活用事例や自社における「DAO」の立ち上げ方をお伝えしていきます。</p><h3>イベント概要</h3><p><strong>主催</strong>:ミレイズ / 共催:Plug and Play Shibuya powered by 東急不動産</p><p><strong>日程</strong>:2022年7月 27日 (水)12:00~13:00 / オンライン生配信</p><p><strong>開催報告レポート申し込みURL</strong>:<a href="https://airtable.com/shrlrXKvVs11W8LRz"><u>https://airtable.com/shrlrXKvVs11W8LRz</u></a><u><br></u>※本イベントはすでに満席を頂いております。当イベントの内容をお知りになりたい方は、開催報告レポートをお申し込みください。<br><br><strong>登壇者 / スペシャルゲスト</strong></p><ul><li><p>FRAME00株式会社 CEO 原 麻由美(はら・まゆみ)</p></li><li><p>株式会社MMS 代表取締役 / 寺DAO Founder 清水みほ(しみず・みほ)氏</p></li><li><p>ミレイズ 代表パートナー兼CEO 岩田 真一(いわた・しんいち)</p></li></ul><div class="img-container"><img src="https://cdn.qurate.cloud/2022/07/21/22/36/29/c3aeacc7-d6f0-4a15-bc98-b08afa129ce5/--------2-.png" link_href="" link_target=""></div><p></p><h3>先着100名に開催報告レポート送付の受付開始</h3><p>ミレイズ未来図会議では、参加者全員に「開催報告レポート」を後日お送りいたします。また、「Web3」や「DAO」への注目度の高まりや、キャンセル待ち多数のご要望にお応えし、当日ご参加出来ない方にも、先着100名限定で「開催報告レポート」送付することが決定しました。ご希望の方は、<a href="https://airtable.com/shrlrXKvVs11W8LRz" target="">開催報告レポート申し込みURL</a>よりお申し込みください。</p><div class="h3 additionalClassesSet " style=""><p>ミレイズのオフィシャルニュースレターの一般申込みも開始</p></div><p>ミレイズが不定期配信するオフィシャルニュースレター - "Embracing Changes"への配信も、7月末より一般申込みを開始します。本ニュースレターでは、エンジニア起業家に特化したVCならではのインサイトや、投資先であるエンジニア起業家の最新動向、また世界や日本における最新のテックトレンドなどを得ることが出来ます。オフィシャルニュースレター - "Embracing Changes"の受信を希望する方は、以下URLよりお申し込みください。</p><p><a href="https://bit.ly/3IO2X1L" target="">オフィシャルニュースレター 申し込みURL</a></p><h3>ミレイズについて</h3><p>ミレイズは、エンジニア起業家に特化したベンチャーキャピタルです。パートナーは、グローバルVCでの投資実績に加え、長年にわたるソフトウェア開発とスタートアップ経営の経験があります。2018年に創業して以来、課題解決に挑むエンジニア起業家を発掘し、評価し、そして支援してきました。2022年7月までの投資件数は41社です。ミレイズは、リスクマネーが相対的に不足しているシード期のエンジニア起業家を支援していくことで、米巨大テック企業に挑めるようなメガベンチャーの芽を育てていきます。詳しくは<a href="https://www.miraise.vc/">https://www.miraise.vc/</a> をご覧ください。<br></p><hr><div class="text-left " style=""><p>■会社概要:MIRAISE LLC<br>代表者 : 岩田真一<br>設立 : 2018年12月<br>URL : <a href="https://www.miraise.vc/">https://www.miraise.vc/</a><br><br>■本件に関するお問い合わせ先<br>担当者名:MIRAISE Head of Comms ミノグチ<br>Email:press@miraise.vc<br>プレスキット は<a href="https://www.miraise.vc/news/miraise-press-kit" target="">こちら</a>から</p></div><h6></h6>
<p>エンジニア起業家に特化したベンチャーキャピタル(VC)のMIRAISE(東京都渋谷区、代表:岩田真一、以下:ミレイズ)に、ランサーズ社やガイアックス社等でPRを務めた蓑口恵美がHead of Communicationsとして参画したことをご報告します。</p><div class="img-container"><img src="https://cdn.qurate.cloud/2022/07/04/11/12/46/3e93b756-c064-4a03-8341-af34421677fd/teamphoto-miraise--1-.jpg" link_href="" link_target=""></div><h3>投資先支援と就任の背景</h3><p>ミレイズは2018年に創業して以来、課題解決に挑むエンジニア起業家を発掘し支援してきました。当ファンドは、投資先への提供価値として起業家同士が相互に学び合う「ピア・ラーニング」コミュニティを構築しています。コミュニティでは、エンジニア起業家の経験値が少ない分野を重点的にカバーしており、特にPRに力を入れてきました。スタートアップのPRに10年以上関わってきた蓑口の参画により、投資先企業のPR戦略、メディアリレーション構築、そして起業家自身のコミュニケーションスキルの向上をこれまで以上に支援していきます。また、蓑口は当ファンドのHead of Communicationsとしてミレイズの広報統括も務めて参ります。</p><h3>就任についてのコメント</h3><h4>代表パートナー&CEO 岩田真一のコメント</h4><p><em>起業家は提供するソリューションの意義を語るスポークスパーソンであるべきです。継続的に社会との対話をしていくこと(PR、パブリックリレーション)は事業の成功に不可欠です。エンジニアは誇大広告を好まない傾向がありますが、正しく情報発信を行うPRスキルは獲得可能なものです。</em></p><p><em>スタートアップのPR、メディアリレーションにおいて実績豊富な蓑口を軸に、ミレイズとして起業家のPRスキル向上ひいては企業価値の向上にコミットしてまいります。一方で、日本ではシード期のエンジニア起業家への理解や支援が整っていない現状を痛感していました。今の日本に必要なのは、エンジニア視点で潜在価値を評価し、彼らの経験が浅いビジネス面を補う伴走型のシードVCだと考えました。それがミレイズ発足の経緯、そして動機です。</em></p><h4>蓑口恵美のコメント</h4><p><em>これまで様々な地域課題に向き合ってきた中で、人口減少が進む日本では、社会課題の解決にはテクノロジーの力が不可欠だと考えていました。素晴らしいテクノロジーは、使う人たちの声を聞きながら、共に発展していきます。</em></p><p><em>私の経験を還元することで、エンジニア起業家のPRスキル向上に貢献できることを大変嬉しく思います。また同時に大きなやりがいを感じています</em>。</p><h5><strong>蓑口恵美(みのぐち めぐみ)のプロフィール</strong></h5><p>1986年生まれ。富山県出身。外資系の広報代理店でキャリアをスタートし、ATOMICOを始め、外資系企業の国内PRやロビーイングに従事。2015年にランサーズ株式会社へ参画し、ITを活用し幸せに働ける人・地域を創ることをミッションに、3年間で23の自治体と新しい働き方の事業を実施。Gaiax Startup StudioでZ世代の起業支援を経験した後、ミレイズにHead of Communications(広報統括)として就任。投資先企業のPR戦略の立案やコミュニケーション支援を行う。日本GR協会 理事 / 内閣官房シェアリングエコノミー伝道師。</p><h3>投資先へのPR支援の事例</h3><p>業家との1on1を通じた案件ごとの支援はもちろん、その学びやノウハウを参照可能な形で資料化しています。支援先企業の事例が蓄積され、支援先コミュニティー全体に共有されることで「ピア・ラーニング」が加速し、より多くの起業家のコミュニケーションスキル向上につながっていきます。</p><div class="img-container"><img src="https://cdn.qurate.cloud/2022/07/04/11/16/02/1efc1f0a-aab1-4c6b-b638-63a0c5b6f840/----------2022-07-04-10.14.19.png" link_href="" link_target=""></div><p></p><h3>投資先の起業家からのコメント</h3><div class="img-container"><img src="https://cdn.qurate.cloud/2022/07/04/11/17/17/3445ef86-6889-4b4a-a2eb-818c3c533290/----------2022-07-04-10.25.15.png" link_href="" link_target=""></div><h4><strong>フレームダブルオー株式会社(代表取締役社長:原麻由美氏)</strong></h4><p><em>MIRAISEにはプレシード期から伴走いただいています。資金調達中は、プロダクトに事業提携に慌ただしいですが、プロフェッショナルなサポートを頂くことができ、労力なくメディアとの接点拡大に繋がっています。</em>※写真左</p><h4><strong>株式会社IB(代表取締役:井藤健太氏)</strong></h4><p><em>投資家であるMIRAISEチームとは事業戦略を共有しています。だからこそPR戦略においても、いつ、誰に、どうアクションするか等の、最善な打ち手を蓑口さんから迅速に提案してもらえるのでとても心強いです。</em>※写真中央</p><h4><strong> pickupon株式会社(代表取締役:小幡洋一氏 )</strong></h4><p><em>スタートアップは、多くの場合、ニュース性のある「コト」は起こせても、それを伝えるノウハウやメディアとのつながりがありません。当社は蓑口さんの支援でメディアに露出ができています。今回の就任によって、支援の幅が広がることに期待しかありません。</em>※写真右</p><div class="h3 additionalClassesSet " style=""><p>ミレイズの情報発信</p></div><p>ミレイズでは課題解決に挑むエンジニア起業家の生の声や、最新のテックトレンドをお届けするMIRAISE RADIOを配信しています。<br>MIRAISE RADIO <a href="https://bit.ly/3Hwb68D"><u>https://bit.ly/3Hwb68D</u></a><u><br></u>問い合わせフォーム <a href="https://www.miraise.vc/contact"><u>https://www.miraise.vc/contact</u></a></p><h3>ミレイズについて</h3><p>ミレイズは、エンジニア起業家に特化したベンチャーキャピタルです。パートナーは、グローバルVCでの投資実績に加え、長年にわたるソフトウェア開発とスタートアップ経営の経験があります。2018年に創業して以来、課題解決に挑むエンジニア起業家を発掘し、評価し、そして支援してきました。2022年7月までの投資件数は41社です。ミレイズは、リスクマネーが相対的に不足しているシード期のエンジニア起業家を支援していくことで、米巨大テック企業に挑めるようなメガベンチャーの芽を育てていきます。詳しくは<a href="https://www.miraise.vc/">https://www.miraise.vc/</a> をご覧ください。<br></p><hr><div class="text-left " style=""><p>■会社概要:MIRAISE LLC<br>代表者 : 岩田真一<br>設立 : 2018年12月<br>URL : <a href="https://www.miraise.vc/">https://www.miraise.vc/</a><br><br>■本件に関するお問い合わせ先<br>担当者名:MIRAISE PR ミノグチ<br>Email:press@miraise.vc<br>プレスキット は<a href="https://www.miraise.vc/news/miraise-press-kit" target="">こちら</a>から</p></div><h6></h6>
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